Last fight
UFC Spotlight
Info
- プロデビューは2018年
- ノックアウトで6勝、サブミッションで6勝(アームバー4回、アームトライアングル、キーロック)
- 第1ラウンドフィニッシュは9回
- UFC経験者のアスペン・ラッド、ケイトリン・ヤング、シンディ・ダンドワ、ラリッサ・パチェコに勝利
- アメリカで柔道6段を取得した最年少選手(6段黒帯)
どんなトレーニングをしていますか?
ファイトキャンプに入っていない時はフロリダ州ココナッツクリークのアメリカン・トップチームで週に6日やっている。週のスケジュールはレスリング、スパーリング、グラップリング、ボクシング、MMAのドリルとストレングス&コンディショニングなど。ファイトキャンプでは1日2回トレーニングして、プラスで1万歩の定常カーディオのセッションがある。それから毎日、水風呂、サウナと高圧室でのリカバリーセッションも。週に数回は深層筋のマッサージを受ける。
対戦相手のホリー・ホルムについて:
ホリーはボクシングとMMAですごい歴史を持った伝説的ファイターよ。彼女の才能と不屈の精神をリスペクトしている。ラスベガスで同じケージに入るなんて本当にワクワクする。彼女は自分のキャリアを通して、女性がコンバットスポーツで成功する道を開いたの。彼女のファイトIDは称賛に値するし、UFC 300でベストの1人との戦いを楽しみにしている。きっとすごい試合になるわよ。
ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ? きっかけは?
2016年の2度目のオリンピック出場後、スランプに陥ってしまったの。オリンピック後のうつ病を発症してしまって、この先どうしたらいいか分からなかった。2つの金メダルを獲得し、柔道家としては成功したけど、道に迷った感じだった。チームメイトの何人かがMMAに挑戦していたから、私も試してみようと思ってストライキングのクラスに参加した。始めて1カ月ほどしてから初のスパーリングセッションに出た。生まれて初めて顔にパンチを受けて、ああ、これは今までと違うし、エキサイティングだと思った。柔道をやっていた時と同じように、初心を忘れず、MMAに集中すればきっと強くなれると思った。それから間もなく、最高のチームでトレーニングするために南フロリダに移り、残りは歴史の通り。
どんなランクやタイトルを持っていますか?
柔道アメリカ代表チームで2012年と2016年のオリンピック金メダリスト。2019年と2021年のPFLチャンピオンシップトーナメント優勝者。2010年の柔道世界王者。4年以上柔道世界ランキングでナンバー1だった。
あなたにとってUFCとは?
UFCはMMAのオリンピックだっていつも言っているの。世界で最も評価の高い最大のステージよ。
優秀なファイターたちの仲間入りをして、彼らと対戦し、ケイラ・ハリソンがどんな人で何ができるのかを世界に見てもらうのが楽しみ。何年も前にMMAのトレーニングを始めた時から、UFC王者になることが目標だった。今までオリンピックで2つの金メダルを取り、2度のPFL世界王者になった。今度はUFCのベルトを取りにいくわ。新しいチャレンジの準備はできているし、きっと予想外の紆余(うよ)曲折があるはずのこの先の道を楽しみにしている。UFCのリーダーやファイターたちが示してくれた好意とサポートに深く感謝しているわ。こうしてみんなから励まされて人生とキャリアの新しい章を始められるなんて感動的。
ヒーローはいますか?
考えられないような挫折や失望を経験しながらも、尊厳を失わずに立ち直ってきた人たちを心から称賛する。目的と回復力を形にできる人たち。
ファイターになる前の仕事は?
6歳から柔道をしていた。16歳でペドロの柔道センターに入るためにボストンに移り、仕事はいろいろしていた。庭師、犬の散歩係、アシスタント、何でもやったわ。工具店で長く働いてから、ペドロの柔道センターで最終的にインストラクターになった。オリンピック後に『Fighting Back(ファイティングバック)』という本を書いて、そのすぐ後にMMAのトレーニングを始めた。
格闘技のランクは?
柔道6段黒帯。